自立支援の共通理解

自立支援の共通理解

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  • gerbera
  • 6か月前

自治体で体制整備事業の担当をしています。地域包括に2層SCを委託させていただいています。自立支援が進むよう多職種を交えたケア会議の場などがありますが、実際の包括の現場では介護保険サービスに偏ったプラン作成がどうしても主流で、会議の中から出た話題やSCが提案する地域資源をケアマネが積極的に活用しようと流れがなかなかできていません。みなさんとても忙しいので、それどころではないと思われてしまうのかもしれませんが…
scだけが頑張っても、各ケアマネの考え方や、包括全体の動きが変わらなければ、本当の意味での自立支援は進まないと思っています。
scの力を活用した包括支援センターによる自立支援の取組を進めるために、みなさんの自治体で工夫されていることがあれば、ぜひ教えていただきたいです。

    • Webmaster(ILC)
    • 5ヶ月、 2週前

    この返信だけでさらっとかける内容ではないのですが、一旦サラっと書きます。

    自立支援を行っていくうえで、まず包括が忙しいのを何とかしないといけないと思いません?
    どうすれば忙しくなくなるか。
    それはケースが減ると良いですよね。
    ケースを減らすにはどうすればいい?
    要支援くらいの状態の方がどんどんいわゆる「卒業状態」というか、地域で専門職のサービスに頼らない「元の生活」を取り戻せたらいいですよね。

    そのためには、しっかりとした取組みと地域の中でで活動的に生活できる体制・資源が必要ですよね。

    高齢者の幸せを追求すること、自立支援を進めることと包括を効率的にすることは同じ方向にあるはずです。そもそも要支援の方って元の状態を取り戻せる状態像のはずなのに要介護の方と同様に不可逆的に、サービスを使い続ける状況になっていることにこの問題の本質があるのではないでしょうか?

    では虚弱な高齢者が元の生活を取り戻すにはどうしましょうか?

    • Webmaster(ILC)
    • 5ヶ月、 2週前

    卒業させる取組みとして「短期集中予防サービス」があります。

     

    以下は地域支援事業実施要項の短期集中予防サービスに関する部分です。

    〇サービス内容
    ・保健・医療の専門職が、居宅や地域での生活環境を踏まえた適切な評価のための訪問を実施した上で、おおよそ週1回以上、生活行為の改善を目的とした効果的な介護予防プログラムを実施する、3~6ヶ月の短期間で行われる短期集中予防サービス
    〇単価
    ・サービスの内容に応じ、市町村が適切な単価の設定を行うものとする。なお、保健・医療の専門職が関与するものであることから、国が定める単価を上限とするものではない。
    〇留意事項(抜粋)
    ・個別的な支援を中心とする短期集中予防サービスであることから、3か月を経過した時点で評価を行い、たとえばサービス担当者会議等のカンファレンスを開催し、サービス終了後も引き続き社会参加に資する取組が維持されるよう配慮すること。ただし、カンファレンスの結果、サービスの継続が生活行為の改善に効果的であると判断された場合には、最大6か月までサービスを継続してもよい。
    ・サービス終了後は、余暇やボランティア活動、地域の通いの場等の社会参加、一般介護予防事業、通所型サービスB等の社会参加に資する取組を継続できるよう配慮すること。

     

    この留意事項の部分を担うのがSCかなと。

    短期集中予防サービスがうまくいっていない自治体が多いですが、この原因はこの留意事項の部分がうまくいっていないからかなと思います。(もちろんそれだけではないですが……略)

    • Webmaster(ILC)
    • 5ヶ月、 2週前

    だから高齢者の介護予防・生活支援をすることは、増え続ける包括の業務を減らすものであるはずで、そこにはSCの力が必要。

    こういう好循環をもたらせたいですね。

    SCの仕事って、サービスや活動を作るとかそういうことではなく、こういう介護保険事業の課題の解決に向かって活動すべきではないでしょうか。だからこそ介護保険料を使って実施されているはずです。

     

    なお、こういう取組みをしている市はいくつかあります。

    国際長寿センターが関わっているのは、「リエイブルメント」という英国やオランダなどで行われている日本的に言うと「短期集中予防サービス」です。

    いま、これに取組んでいるのが、愛知県豊明市や、大阪府寝屋川市、山口県防府市、東京都八王子市で、今年度から東京都の自治体でもモデル事業を実施しています。(八王子市は次回のWEBセミナー生活支援コーディネーターカフェに出演されます)

     

    もし興味がお有りでしたら御連絡ください。

    • gerbera
    • 5ヶ月、 1週前

    貴重な御助言をありがとうございました。「高齢者の幸せを追求すること、自立支援を進めることと包括を効率的にすることは同じ方向にあるはず」というのは、まさにその通りだと思いました!先進地の事例を参考にさせていただきながら、みんなで頑張りたいと思いました。

    • nico nico
    • 4ヶ月、 3週前

    りませんが、2層のSCをしています。まだまだ経験は浅いですが、少しずつ自分のやりたい事や方向性が見えてきたところです。

    ケア会議に出席し、地域資源を提供させていただいています。その中でやはり地域資源と介護保険サービスで天秤にかけるわけではないですが、かなわないことを多く感じます。
    例えば通所サービスを使っていれば、迎えにくる事が当たり前。そういったサービスを使っている方が事例の場合、ご本人がよっぽど自立に対して理解がないと何を提案しても…という事が多いです。SCとして提供できる情報は自宅内でのものもたくさんありますが、家から目的地まで行く手段もとても大切で。バスを使いたいがバス停が遠い。では行けるためには?ベンチ?などととても果てしないです。そうなるとあまりに時間がかかるのであれば、介護保険サービスに偏ってしまうことも頷けてしまいます。行政はケア会議に多く出席し、解決できない事や一包括・社協でどうにもならない事をすくい上げて市政や必要としているサービスに繋げてもらいたい。それが目に見えてわかると、安心して今目の前のことに取り組めるような気がします。

    短期集中予防サービスもとても有意義な時間で、納得して卒業されて行くような印象です。ただ納得されている方は、開始の際出口がしっかりしている場合が多いような気がします。目標が定まっていないと、支援の途中で目標がブレていってしまう事が多いです。卒業後の情報提供は様々ですが、必要としているものが無ければ自分たちで作り出す。その際最も困るのが活動する場所です。地域によっても異なるかと思いますが…
    場所だけに限らず、活動する際のSCの武器をもらえると、とてもスムーズに活動ができるなと感じています。

    iPhone

    • Webmaster(ILC)
    • 4ヶ月、 3週前

    >nico nicoさん

    nico nico さんの書き込みだけにはたくさんの焦点をあてるところがあるのですが、ひとつひとつ議論をした方がいいかなと思います。
    (短期集中の流れは切っちゃいますが)

     

    介護保険のサービスか多様な主体のサービスかを天秤にかける必要はないのではないでしょうか?
    例えば送迎のあるデイに行っているとして、それは週1回?2回?
    それだけでその方は十分活動的な生活と言えますか?あとの6日5日はどうなんでしょう?
    そこに地域資源を紹介することでさらに活動的になるなら紹介した方が良いのでは?とも思います。

     

    何が目的でどういう状態の人かによっていろんな議論はありますが、生活全体を支援据えるという発想において、多様な主体が提供するサービスや取組みを使いながら活動的な生活を支援するという活動はすべての高齢者に適用できるものだと思います。

    そうした取組みをする中で、介護人材(サービス)不足とか事業費・給付費の増大とか、包括の業務量のオーバーフローとか、本来改善可能な高齢者を改善させないままサービス漬けにすることの是非なんかを考えていくと、短期集中サービスの適切な運用が必要で、そこにSCさんの力は必要だなあ、と思うわけです。

     

    ともかく、まずは虚弱な高齢者を地域のあらゆる資源やサービスを使って支援する体制に向けてご尽力いただければと思います。

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