2012年2月3日(金)、霞が関東海大学校友会館において、国際長寿センター主催によるセミナー「日本の看取り、世界の看取り-『理想の看取りと死に関する国際比較調査研究』から見えてきたこと-」が開催された。
長谷川和夫先生のコーディネイトにより、第1部の国際比較調査報告では国際比較調査の目指したもの、各国の看取りと専門職の役割、各国の看取りの法制・制度と実際について、それぞれ辻彼南雄先生、渡邉大輔先生、中島民恵子先生が発表した。
第2部の海外からの報告ではフランス及びヨーロッパにおける看取りの実情をマリー・アンヌ・ブリウー先生が、韓国社会の変化と看取りについて李聖姫先生が発表した。
第3部のディスカッションでは各国における自宅での看取り・認知症の人の看取りの課題や今後の在り方などについて意見交換がなされた。
なお、セミナーの詳細は、3月刊行予定の長寿社会グローバル・インフォメーション ジャーナル18号で報告する予定です。
【プログラム】
開会挨拶 |
伍藤 忠春(ILC-Japanセンター長) |
調査研究の概要 |
大上 真一(ILC-Japan) |
座長スピーチ |
認知症の人の看取りの課題 長谷川 和夫(聖マリアンナ医科大学名誉教授、認知症介護研究・研修東京センター名誉センター長) |
第1部 国際比較調査報告 |
1.国際比較調査の目指したもの |
辻 彼南雄(一般社団法人ライフケアシステム代表理事) |
2.国際比較調査報告 |
1)各国の看取りの法制・制度と実際 |
中島 民恵子(医療経済研究機構主任研究員) |
2)各国の看取りと専門職の役割 |
渡邉 大輔(成蹊大学アジア太平洋研究センター客員研究員) |
第2部 海外からの報告 |
1.韓国社会の変化と看取り |
李 聖姫(Chungam Silver Care Center理事長、韓国痴呆家族協会会長) |
2.フランス及びヨーロッパにおける看取りの実情 |
マリー・アンヌ・ブリウー(ILC-France研究部長) |
第3部ディスカッション |
日本:辻 彼南雄 韓国:李 聖姫 仏国:マリー・アンヌ・ブリウ― コーディネーター:長谷川 和夫 |
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