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成蹊大学アジア太平洋研究所 特別研究員
渡辺大輔
今回、レビューの対象とした文献については、邦文、英文それぞれについて以下のデータベースを用いて検索し収集している。このデータベースの選定にあたっては、医療、介護分野に関する学術雑誌を網羅的に扱っており、かつ、病理学、生理学等の医学的アプローチではなく、社会における医療、介護、ケア等を対象として学術雑誌を選定していることから、この両者を選定している。
<邦文文献> | DiaL (財)ダイヤ高齢社会研究財団 社会老年学文献データベース http://www.dia.or.jp/dial/ |
<英文文献> | CSA:Social Services Abstracts http://www.csa.com/factsheets/ssa-set-c.php |
次に、論文の選定にあたっては、邦文は1990年代以降、英文は2000年代以降から現在までを対象期間とし、以下のキーワードを用いて検索し、検索にヒットしたものから基礎リストを作成した。さらに、科学的な実証研究を行ったもの、概念的整理を行ったもの、レビューの3つの種類の論文を選定し、さらにこれらの論文を精査する中で、本研究プロジェクトの趣旨に合致したものを対象とした。
日本語 | 英語 | 日本語 | 英語 |
---|---|---|---|
終末期ケア | end-of-life-care | 看取り | deathwatch |
ターミナルケア | terminal care | リヴィング・ウィル | living will |
緩和ケア | palliative care | 経管栄養 | PEG |
死 | dying* | ホスピス | hospice |
在宅死 | death at home | 死に挑む態度 | attitude of death |
在宅ケア | home care | 人工栄養 | artificial feeding, artificial nutrition |
自己決定、 意思決定 |
determinants, self-determination |
*ヒット数が非常に多いため、older/elderly を加えて検索した。
なお、邦文雑誌においても、英文雑誌においても、「看取り」や「死」を対象とした実証的論文はほとんどなく、「終末期」「死亡場所」を対象とした論文も極めて少ない。ここでは実証的な論文を中心に扱っているため、一般的啓蒙書、制度の説明、思想書、実践報告、エッセイ等は扱っていないことをあらかじめ断っておきたい。
全体の構成として、便宜上以下の4項目(うち、1のみ3項目に細分化)を設定した。この項目は便宜上のものであり、また、掲載は各項目ごとに邦文文献、英文文献とし、発表年、第一著者の姓のアルファベット順で掲載している。
なお、分類は以下の通りとした。
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