去る平成18年2月4日に表記報告会が実施されました。
(当日のプログラムは文末ご参照)
第1部は、「認知症を知る1年」キャンペーンを支えるための組織である「認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議」の第2回会議と位置づけられ、冒頭、堀田力100人会議議長より、本キャンペーンが力強く前進していることが報告されました。
厚生労働省の磯部老健局長からも、あいさつの中で、厚生労働省はさらに認知症の人のサポートのためにバックアップを続けることが述べられました。
その後、「認知症サポーター100万人キャラバン」「認知症の人『本人ネットワーク』支援」「認知症の人や家族の力を活かしたケアマネジメントの推進」「『認知症でもだいじょうぶ』町づくりキャンペーン2005」のそれぞれの「認知症を知る1年」の活動成果が披露されました。認知症サポーター100万人キャラバン事業では、2006年1月末でキャラバン・メイト(認知症サポーター講師)が3,272人、認知症サポーターが21,913人誕生したことが報告されました。
第1部の最後には、認知症の人本人によるシャンソンが披露されました。会場は感動に包まれ、本人の持つ力を改めて認識することができました。
続いて第2部では、「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン2005 表彰式・地域活動報告会が行われました。
本キャンペーンの堀田力選考委員長は挨拶の中で、本年度応募があった77ヶ所の活動報告はいずれ劣らぬ優れたもので、日本全国どこでも認知症の人が安心して暮らせるための貴重な実践であると報告しました。
※本年度の奨励賞、特別賞の受賞者は、下記プログラムをご覧ください。いずれも、今後、認知症の人を地域で支えるためのモデルとなるものであり、今後の地域モデル作りの活動に貴重な指針を与えました。
閉会後に会場内では、第2部の奨励賞・特別賞受賞者の方を中心とした情報交換会が実施され、多数の参加者の方とともに活発な意見交換がなされました。
日時: | 平成18年2月4日(土)午後1時30分~午後4時45分 |
場所: | 九段会館 大ホール(東京都千代田区九段南) |
主催: | 認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議 「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン2005実行委員会 |
第1部(「認知症を知る1年」報告会) | ||
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議事 | 発言、発表者 | |
開会 | 堀田力(認知症になっても安心して暮らせる町づくり100人会議議長) | |
来賓挨拶 | 磯部文雄(厚生労働省老健局長) | |
報告 | 「認知症サポーター100万人キャラバン」 | 菅原弘子 (全国キャラバン・メイト連絡協議会) |
「認知症の人『本人ネットワーク』支援」 | 勝田登志子 (呆け老人をかかえる家族の会副代表理事) |
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「認知症の人や家族の力を活かしたケアマネジメントの推進」 | 永田久美子(認知症介護研究・研修東京センター主任研究主幹) | |
「『認知症になってもだいじょうぶ』町づくりキャンペーン2005」 | 柴山漠人 (認知症介護研究・研修大府センター長) |
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100人会議の今後の活動について | 認知症になっても安心して暮らせる町づくり 100人会議事務局 | |
若年認知症患者からのメッセージ “シャンソンにのせて” |
彩星の会 |
第2部(「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン2005表彰式、地域活動報告会) | |||||||||
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議事 | 発言、発表者 | ||||||||
開会 | 堀田力(「認知症でもだいじょうぶ」町づくりキャンペーン2005選考委員長) | ||||||||
来賓挨拶 | 赤松正雄(厚生労働副大臣) | ||||||||
表 彰 | 厚生労働大臣奨励賞 表彰 |
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認知症介護研究・研修センター奨励賞 表彰 |
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呆け老人をかかえる家族の会奨励賞 表彰 |
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住友生命保険相互会社奨励賞 表彰 |
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特別賞 表彰 |
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発 表 | 厚生労働大臣奨励賞 紹介、発表 |
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認知症介護研究・研修センター奨励賞 紹介、発表 |
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呆け老人をかかえる家族の会奨励賞 紹介、発表 |
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住友生命保険相互会社奨励賞 紹介、発表 |
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