研究:2000~2015年

介護支え合い相談・研究事業 報告書 2002年度

研究名 介護支え合い相談・研究事業 報告書 2002年度
事業年度 2002(平成14)年
本研究の目的

国際長寿センターは、2000年10月より「介護支え合い相談・研究事業」の事務局として、電話とファックスによる介護の悩みの相談業務を行っています。
この事業は主として、高齢者の介護にあたる家族が抱えるさまざまな悩みを、同様の介護経験を持つ相談員が受け止め、不安や孤独感、疎外感の解消をはかるとともに、相談を通じて浮き彫りになった事例の諸課題を分析し、その成果を国内外に発信・情報提供する目的で実施されています。
介護保険の施行後も、家族が抱える介護の問題はなくなりません。その悩みは、制度やサービスの充実とはかかわりなく、家族だからこそ持ってしまうものであり、それゆえの困難であると言えます。
3年目を迎えた本事業も、その周知がはかられたことにより、相談件数が飛躍的に増加いたしました。年間約5000件、事業開始からは1万件に迫る相談をいただいております。
本報告書では、寄せられた多くの相談への対応を典型的な事例ごとに分類し、まとめてみました。また、相談内容や動向の変化を分析・研究することにより、高齢者介護にかかわる問題点の把握と課題の提出を試みました。あわせて、相談員研修の実際を示すことにより「相談業務」の可能性や限界をも考えてみました。

報告書名 「介護支え合い相談・研究事業報告書 2002年度」
(A4版 144ページ)
報告書
刊行時期
2003(平成15)年3月
本報告書の内容

・介護支え合い相談・研究事業の概要

・相談事例と対応例

・分析研究結果

・資料

  • 介護支え合い相談業務研修
  • 2002年度介護支え合い相談・研究事業日誌
  • シンポジウム「老後を安心して暮らすために」ダイジェスト対象サービスの実際

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